輸入後セラー保管のワンオーナー品。 出自不明で状態不安の商品とは一線を画します。 『マルク・ソレル』が造り出す、エルミタージュのトップ・キュヴェ『ル・グレアル』は、パーカーポイントで【９６－１００点】を獲得しています。 タン・エルミタージュでは優れた区画を所有する。古木が多く、“Le Greal”はDRC（ロマネ・コンティ）の仕込み樽を使う。 エルミタージュのトップクラスの醸造元のひとつ。3代前からワインつくりを始め、愛好家の敬愛を一身に集めた醸造家である父アンリ氏の没後、子息で現当主のマルク氏も父に負けない見事なワインをつくり続けています。 所有する4haの畑のブドウ栽培はリュット・レゾネで行われ、馬で耕作されています。赤の樽熟成は1年半以上、白は9ヶ月ほどで、共に新樽比率は3分の1。樽から清澄も濾過もおこなわず直接瓶詰めするなど「自然な風味」を尊重している醸造元です。 （傑出）ロバート・パーカーJr.「ワイン・バイヤーズ・ガイド」より 　職人スタイルのワインをつくるこの小規模なブドウ園は、エルミタージュ・レ・ロクールの白や、エルミタージュ・ル・グレアルの赤（実際はメールとグレフィエールのブレンド）といった単一畑のワインで、たいてい高得点を獲得する。マール・ソレルはまた、クローズ=エルミタージュの赤と白の生産量を増やしつつあり、これは、つくってすぐ、気軽に飲むためのワインである。 ----ジャン‐ルイ・シャーブや優良な畑毎に醸造を行うミシェル・シャプティエのエルミタージュが市場で評判が高まる中、シラーの作付面積が2.8haと小さなマルク・ソレルのワインも又当地の洗練された酒質を如何無く発揮していると思う。特に最上銘柄である“ル・グレアル”は毎年人気が高まっている銘柄で、香り高く味わい深い、飲む者を快適にさせるフィネスも充分備える。 この種のシラーの特徴から飲むにはもう数年待たなければならないのだが、待つ事の忍耐に耐える事が出来れば素晴しい体験をするに違いない。 マルク・ソレルの所有するメアルの畑でも50年以上の樹齢の葡萄を中心に若干同様に所有するグリフィーユ(Greffieux)の葡萄も一割程度ブレンドしている。リュット・リゾネ（減農薬農法）を用い、醸造にあたっては無濾過、無清澄。エルミタージュの職人気質を感じる事が出来る銘柄。