イタリア製の貴重なオーボエです。
左F Keyや 第2オクターブKeyはありませんが、イタリアらしい軽やかさと華やかな音色を持っています。

オーバーホール (管体の割れ補修を含む）に近い調整を、専門の修理工場でしてもらいました。
ジョイントのコルク交換はしていませんが、バランス良く吹奏出来ます。

オルジー(ORSI)は、1900年頃から、木管楽器などを作っている老舗です。最近では、日本の楽器店とも組んで、100万円を越す高級な物を作っていますね。

ケース＆ケースカバーは、新調してあります。この楽器の良いところは、持った感じも軽く、見た目の渋さはありますが、とかく苦しくなりがちなオーボエ吹きにとって、とても軽やかに演奏出来るところです。

リードも装着しやすいです。修理調整してから、半年～1年ほどかけて、馴らし運転～吹奏もしていますので、安心してお使い頂けると思います。

ピッチや音程のバランスも良いです。
試奏も受付ております。

お気軽にお問い合わせください。(アトリエグリーン音楽院)

落札価格によっては、ジョイントコルクの交換も、後ほど無償でお受け致します。

どうぞよろしくお願い致します。m

（2022年 9月 9日 22時 33分 追加）
コンセルバトワール・システムのセミ・オートマチックKeyです。
右手の薬指も、ダブルリングになっています。左ＦKeyはありませんが、フォークＦがしっかりしたピッチを持っています。
ラから上の第2オクターブKeyの切り替えも、スムーズです。第3 はありませんが、その分軽やかで、特に必要ないかと思いました。

（2022年 9月 13日 21時 01分 追加）
ケースはピカピカです。ケースカバーも、お付けいたします。
YAMAHAのプロモデルと並べて、写真を撮りました。手前側が、オルジー(イタリア)です。格調あると思います。Keyは、YAMAHAに無いものがあり、YAMAHAに有るもので無いものがあります。演奏には全く障りが無いと思います。
軽やかな運動性のある演奏と、明るく響く音色が魅力的です。
試奏歓迎申し上げます。

（2022年 9月 14日 9時 45分 追加）
オーボエというと、どうしても小難しい扱いや奏法、音のコントロール、息苦しさ、などを感じてしまいます。
よく、バロックオーボエの息の入りやすさを言われる方がいらっしゃいますが、このオルジーのような楽器をセカンド楽器として持つと、今まで、苦行層のように音を作っていた方は、ずいぶん楽器の自由さに助けられて、新しい吹き方をつかめるのではないかと思います。

私も、経済が許せば、持っていたいのですが、止むを得ず手放します。この辺をご理解いただき、可愛がってくださる方がいらしたら幸いです。(試奏歓迎申し上げます)